二十九歳のHさんは、外資系の某ネットワーク機器メーカーの営業マンとして活躍していた。この会社、業界でもかなり高い年収で名が通っており、昨今のITブームの中においては、垂混の的とされる企業である。そんな会社を辞めて別の会社に行きたい、というHさんには、それなりの理由があった。「まあ、待遇面では満足していますし、仕事的にも大きなことを任せてもらっていると思っています。ただ、どうしても取り扱い製品が機器なだけに、自分の営業に広がりを感じないんですよねえ。
[参考]
介護に関連する求人情報
http://www.r-agent.co.jp/keywords/t/介護
筐体設計に関連する求人情報
http://www.r-agent.co.jp/keywords/t/筐体設計
看護師に関連する求人情報
http://www.r-agent.co.jp/keywords/t/看護師
出来れば、コンピュータメーカーのコンサルティング部門か何かで、機器もひっくるめた大きな提案の出来る営業現場に身をおいてみたいんです」こういう理由で転職活動をはじめる人は少なくない。景気の沈滞ムードが定着して久しいが、積極的なキャリアの見直しを理由に、転職を前向きにとらえる人は数多い。そして、そんな人たちにとっての求人の選択肢は往々にして豊富に用意されている。Hさんも希望に合致する企業にはすぐに巡りあえた。大手外資系コンピュータメーカーA社である。ハードメーカーもこれまでのような代理店任せの営業スタイルでは製品を売り切れず、自社で直販部隊をそろえて、コンサルティングという付加価値をつけて営業攻勢をかけていくようになっている。そんな中、機器営業のみの経験しかないHさんも、ネットワークに関する深い知識と、外資に在籍していたことによる語学力が評価されて、A社から高い待遇で内定提示を受けるに至った。この時点では、Hさんとしても内定を承諾するつもりでいたらしい。